恵比寿ガーデンクリニックに行くなら口コミを見て参考にして下さい。
友人が霊園開発関係の仕事をしていた。
その関係で、北摂地区にある霊園の裏山に何度かハイキングに行ったことがある。
新しい霊園は遠く市街地を見下ろす場所にあった。
ここなら、真夜中でも、さざめく町の明かりを眺められて、さみしくない。いや、それより楽しそうで、おちおち眠っていられないと冗談を言い合って、
造成中の場所でお弁当を食べたものだ。
さんさんと日の当たる明るい霊園は日本のお墓地のような、湿っぽい雰囲気は微塵もない。お弁当を食べた場所が工事中でただの更地だったばかりではないだろう。
しがらみがない。あっけらかんとしている。先祖代々から伝わってきた思いの強さがまだそこには積もっていないのだ。
ここが私の場所、あそこはあなた、と勝手なことを言って笑った。
ところが、その友人が仲間うちで一番早く亡くなった。まだ、50歳代だった。
お墓はその霊園にある。
年に一度、私たちは追悼ハイキングに出かける。どこもかしこも出来上がった霊園は巨大になり、第二期区画の分譲も始まった。
こんなに大きいと迷子になりそうだ。私たちが次々にここに眠って、いつか墓地の中で夜毎、鬼ごっこをして騒いだら面白いだろうな。
一番先の住民になった友人が、大きな顔をして旗振りをするのだ。
ウワサが広まって、遠く奈良や神戸からも幽霊見物客が集ってくるだろう。
私たちにはそれだけのパワーがある。決して地下でおとなしくしていられない。
早く来いよと、友人が呼んでいるかも知れないが、時間はたっぷりある。
慌てることはないじゃないの。あと30年ぐらいは待っていなさい。